視覚障碍者のための音声付きエレベータボタン

視覚障碍者のための音声付きエレベータボタン
東京都立大学 神田 奈々 埼玉大学 濱 隆介 女子美術大学 リュウ タンジ 張 祁 千葉大学 大津 聡一郎


ニーズ

視覚障碍者の方がエレベーターを利用する際、ボタンを押しても何階を押したのか認識できない。それゆえ目的の階にすぐ行けないという問題がある。

調査

視覚障碍者の普段の行動やエレベーター利用など様々な行動における疑問をリスト化したものを、国リハの方に送って調査を行った。
点字が付随したエレベーターを利用しても、点字が読める人が約1割のみという理由で押し間違えが起きてしまうということがわかった。また乗車してからドアが閉まるまでの短時間で、正しくボタンを操作することは極めて難しいことがわかった。

調査|視覚障碍者のための音声付きエレベータボタン

アイデアと仕組み

エレベーターの入口に音声案内付きの階数ボタンを設置する。例えば3階を押すと、『3階が押されました。3階でよろしければ、もう1度ボタンを押してください。』という音声案内が流れる。また、入口に設置することにより焦らずに操作できる。

アイデアと仕組み|視覚障碍者のための音声付きエレベータボタン

使用プロセス

使用プロセス|視覚障碍者のための音声付きエレベータボタン