NIFとは?

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NIFのねらい

この事業は、国立障害者リハビリテーションセンターが、障害のある人の支援機器関係のモノ作りに関する人材育成に関して平成 26(2014)年度より3年計画で実施しました。 医療・福祉系、デザイン系、工学系の異なる学校の学生が混成チームを作り、障害のある人のニーズを探り、それを解決する支援機器のアイデアを考え、形にして、多くの方々に発表することを通じ、様々なことを学んでいただきました。

ご挨拶

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国立障害者リハビリテーションセンター
当時 自立支援局長
飯島 節

この事業は、平成 30 年度科学研究費補助事業、基盤研究(B)(一般) 「ニーズに基づく障害者のための自立支援機器開発を学ぶ人材育成プログラムの開発」の一部として、国立障害者リハビリテーションセンターが、障害のある人の支援機器関係のモノ作りに関する人材育成に関して実施しています。
私たちの周りには、様々な障害、あるいは生活のしづらさを感じながら生きていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。障害や、生活のしづらさは、身体の状態だけで決まるものではなく、環境との相互作用、インタラクションによって変わってくるとされています。
そうした環境の改善、支援機器の開発が、残念ながらせっかく一生懸命作っても、ちっとも役に立たないことをしばしば経験します。それは、そういった機器を実際に使用される方の本当のニーズを理解していない、あるいは障害そのものについて十分に理解されていないことから生じるものだと思います。そこでこのプロジェクトにおいては、様々な学校の学生さんに私ども、所沢にある国立障害者リハビリテーションセンターにお集まりいただき、見学やさまざまな障害をもった人や専門職員から直接話を聞いていただくことなどを通じて、障害に対して知見を深めていただき、真のニーズはどういうものかを学んでもらいました。
そうしたニーズにこたえるために、できるだけ多くの技術や知識を持った人が集まり共同して、連携して、開発に携わることが大切です。この プロジェクト においては、様々な専門分野、医療・福祉分野、工学分野、デザイン系の学生さん、一堂に会していただき、チームをつくり、支援機器の開発に当たってもらいました。
異なる専門分野の人が、一緒に集まると最初にお互いに話が通じない、という問題に突き当たります。同じ分野の仲間同士では自由に当たり前に使っている専門用語が全く通じず、ものの見方、考え方、発想の違いなどについて根本的な違いに気付かされます。違う学校の人が集まるので、違うカリキュラムで授業を受け、実習や実験、さぼれない環境がたくさんある中、スケジュールを調整し、一緒にプロジェクトを進めるのは大変な苦労があります。
幸いなことに最近は SNS をはじめとする、コミュニケーションテクノロジーの発展がめざましく、そういうものを積極的に使って、プロジェクトを進めていただきました。
本プロジェクトが、今後の本当に役に立つ支援機器開発、人材育成に多少でも寄与することを祈念します。

プロジェクトメンバー

国立障害者リハビリテーションセンター研究所

首都大学東京健康福祉学部

東京学芸大学総合教育科学系

千葉大学 デザイン学科

女子美術大学大学院 デザイン専攻 メディア研究領域

首都大学東京システムデザイン研究科

東京電機大学ロボット・メカトロニクス学科

埼玉大学機械工学科