頸髄損傷者のためのストロー用紙パック開孔具

頸髄損傷者のためのストロー用紙パック開孔具
首都大学東京 Dini Fajariani Daryl Patrick Gamboa Yao 千葉工業大学 小池 彰寛  千葉大学 池 鮎人


ニーズ

第六頸髄損傷者の方は指を自由に動かすことができないため、紙パックを開封することが困難である。
今回は、そのような頸損の方が容易に紙パックの飲料を飲めるようにするために、紙パックにストローを挿すための穴を空ける補助具を提案する。

調査

紙パックに刺した部分がそのまま注ぎ口になる「紙パック ラクラク注ぎ口」という商品があった。
この商品はコンパクトであるため、指を自由に動かせない方には扱いづらい。また、強い力をかける必要がある。

調査|頸髄損傷者のためのストロー用紙パック開孔具

アイデア

指を動かさずに操作できるように、手首を主に扱う道具を考えた。また、てこの原理を利用し、強い力を必要としない機構を考えた。

提案システム

バンドに指を通し、紙パックの屋根の部分に器具を引っ掛ける。そのまま手首で器具を押し込むと穴が空く。

提案システム|頸髄損傷者のためのストロー用紙パック開孔具

実装・モックアップ

実装・モックアップ|頸髄損傷者のためのストロー用紙パック開孔具