
(デザイン)首都大学東京 川元留輝
(医療・福祉)東京学芸大学 森重日菜子 冨塚楓 首都大学東京 金子柊太
(工学)埼玉大学 Muhammad Nabil Irfan Bin Mohamad Hanafiah
背景
国立リハビリテーションセンターに通所する視覚障害者の方の「調乳に困っている、便利な哺乳瓶があれば…」という声に基づき、本装置の開発に取り組んだ。
調査
多くの視覚障害当事者に役立つ商品を提案するために調査を行い、以下の課題と工夫が明らかとなった。
○火の扱い→グローブの活用
○水の沸騰してからの温度
→調温ポットの活用
○ミルクづくり→液体ミルク
○哺乳瓶にお湯を適量入れる

KAGUYA
視覚に障害をお持ちの方の育児を支援する機器である。
かぐや姫のように、竹から出てきた赤ちゃんがすくすくと育つようにというコンセプトで作成した。

デザイン
○竹状にしたことにより、弱視の方でも哺乳瓶のメモリが見える。
○計量カップとしても使えるように哺乳瓶兼計量カップとした。
○すべり止めを底部に使用
システム
水の量を設定し、水を注ぐとドレミファソラシドとメロディーが流れ、聴覚で水の量を知らせてくれる。
マイコンはarduino nanoを使用し、重さの計測には圧力センサー音の出力は圧電スピーカーを使用した。
またリチウムイオン電池の使用により無線で、充調乳ポット電も可能なので持ち運びもできる。
実装・モックアップ
