小袋パッケージオープナー

小袋パッケージオープナー

ニーズ

片手で小袋のパッケージを開けたい!
右図に示すような小袋の開封は両手の細かい動作を必要とする。片麻痺のある人は歯を利用したり、なにかに固定してハサミを使って開けている。しかしながらそれぞれ、内容物が飛び散りやすい、手順が多いなどの問題点がある。

小袋パッケージオープナー

アイデア

片手で使える安全な小袋オープナー
2 枚の刃の交差部分を利用し、そこに手で持った小袋をスライドさせる。手順はその一つだけなのでスマートに開けられる。刃が指に触れないような構造とすることで安全性を確保した。

小袋パッケージオープナー

使用シーン例

小袋パッケージオープナー

1.机の上に置いて開ける
机の上にオープナーを置いて使用する。安定して置ける場所さえあればいいので持ち運んで使用することも容易である。

小袋パッケージオープナー

2.冷蔵庫につけて開ける
キッチンで使う場合はマグネットを内蔵したものを冷蔵庫につけて使用する。
好きな高さに設置し、水平方向で使えるので無理なく開封できる。

小袋パッケージオープナー

3.小皿に直接開ける
内容物が液体の小袋は、開けたときにこぼれやすいため、小皿に添わせたフォルムのものを使用する。開封し、そのまま内容物を小皿に出すことができる。

NIF でいただいた意見

・健常者や高齢者、視覚障害がある方などにもニーズのある製品ではないか。
・直感的に使い方のわかる形が必要。
・食堂にあると便利だと思う。
…など。

小袋パッケージオープナー

今後の課題点

・開封時、どうしても内容物が刃に付着してしまうことがある。洗いやすさや汚れのつきにくさなど衛生面における安全性の検討が必要。
・使用に伴い、刃の切れ味が落ちてくる事態が考えられる。刃を交換する、研ぐなどといっ た解決策の検討が必要。
・人間工学に基づいた力の入れやすい方向、角度の検討が必要。